どやメシ紀行の中毒性

ケーブルテレビで放送されている「どやメシ紀行」という番組をご存知でしょうか?

美味しいお店を巡るいわゆるグルメ番組なのですが、とにかくチープです。
高級店で高級料理を食べるということもなく、どちらかというと街のお店のようなところで普通のメニューを食べます。カメラも1つだけで、出演者の僭越太郎氏も、お世辞にも華のあるタレントとは言えません。(そもそも氏は会社の経営者で、この番組だけに出ている本当の素人だそうです)

そんな普通というか地味な番組なのですが、1つこの番組で独特なのが、この僭越太郎氏が、美味しいものを食べたときにカメラに向かって「○○どや!」というシーンです。
どや、というのはいわゆる「ドヤ顔」の「ドヤ」であり、要は「どうだ、旨そうだろう」ということなのだと思うのですが、普通、ここでドヤ顔になるべきは、食べた人ではなくて作った人じゃないかと思います。
ぱくぱくと料理を食べて「旨いですね~」といった後に動きを止め、わざわざ皿を構えてカメラ目線で「どや!」なので、テンポも微妙です。

そんなしょんぼりした番組なのですが、次の日くらいには何かにつけて「○○どや!」と言ってしまう自分が居たりします。
ちょうど、ヤクザ映画を見た後に何故か自分が強くなった気がして、肩で風を切りながら歩いてしまう感じでしょうか。いや違いますね(反語形)。
とにかく、なんだか印象に残って、思わず口に出してしまうのです。でもテンポが悪いので微妙な感じになります。

番組のホームページでは過去の放送も見れますので、一度見てこの雰囲気を体感して頂いて、次の日くらいに思わず「○○どや!」って言ってしまって友達に変な顔をされたり、ちょっとした自己嫌悪に陥ったりしてみてください。